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生産管理・原価管理の基礎知識

生産管理、原価管理でよく使われる用語集をまとめています。
AMMICをもっと活用していただくために、ぜひお役立てください。

原価

間接費 間接部門の労務費などどの製品を作るために使われたのかがはっきりとしない原価のこと。
原単位 製造品一単位あたりの標準的な単価。
生産効率や仕入金額、経費等が妥当であるか評価するために、使われる。
固定費 減価償却費、地代家賃など生産した量の増減にかかわらず、発生する費用のこと。
直接費 原材料費や光熱費など、製品を作るために使われたことがはっきりとわかる原価のこと。
非累加法 各工程の完成品原価を次の工程では計算せずに、各工程の費用の合計から次工程の完成品原価を求める方法。
変動費 材料費など、操業度によって増減する費用のこと。
累加法 各工程の完成品原価を次の工程の材料費として扱う計算方法(ころがし計算)。
累積原価 品目の内部原価に外部原価を加えたもののこと。

生産管理

MRP 資材所要量計画。Materials Requirements Planningの略。
製品の生産計画を基にして部品表と発注残、及び在庫情報から、製造指図と資材発注の数量と時期を計算する仕組みのこと。
QC 品質管理。Quality Controlの略。
顧客の満足度を得るために必要な製品の品質やサービスの質を向上・安定させるための手法のこと。
安全在庫 受注から納品までに欠品が発生しないようにするための在庫量のこと。
外注 自社の生産設備、生産能力、生産効率の都合により、加工や組立などの作業を協力会社や関連会社に依頼すること。
逆展開 部品表の展開方法の一つで子から親、下位から上位の品目に展開すること。
ある資材が、どの製品に使われているかを調べることができる。
仕掛品 完成していない製造品のこと。単体で販売価値のある半製品は区別される。
棚卸 製品、仕掛品、資材などの実際の物の数量、及び品質を確認すること。
その内容をシステム上の在庫情報に反映すること。
定量発注方式 発注間隔は決まっていないが、毎回の発注量を一定にする方式。
あらかじめ定めた発注点(在庫水準)を下回った時に一定量(経済的発注量)を発注する方式。
経費(発注コストと在庫保管コスト)の削減を目的として、市販品など比較的需要が安定し、単価が安く、使用量が多いものに用いられる。
定期発注方式 発注の間隔を一定にして、発注量が発注の都度変わる方式。
特注品など比較的単価が高く、需要が安定しないもの、手配期間が長いものに用いられる。
発注量は、将来の在庫推移を予測して最適な発注量を決定する。
トレーサビリティ 製造された製品が使用した原材料、通過した工程、行なった検査など製造過程を追跡(トレース)できる仕組みのこと。
製品に問題があって、何を使ってどのようにできたか下流から上流の工程をたどるトレースバック、原材料に問題があって、何がどこに行ったか、どこに使われたか上流から下流の工程をたどるレースフォワードの、2通りがある。
荷姿 製品が梱包された状態の外見、及び原材料の納入された状態の外見のこと。
納入先 製品などを納める場所。企業、倉庫、プラットホームなど。
発注 製造に必要な原材料を仕入先に注文すること。
引当 在庫、及び入庫予定に対して必要量の使用を予約すること。
引当された在庫、及び入庫予定は他の必要量の有効在庫数から除外される。
品目マスタ 製品、仕掛品、資材などシステムで管理する品目の各種情報を保持するマスタファイルのこと。
見込生産 お客様の需要を予測して、途中まで生産しておき、注文を受けてから出荷したり、あらかじめ生産しておくこと。
リードタイム 受注から納品までにかかる時間のこと。

供給補充

仕出し地 商品を送り出す貨物の出発地(荷積みする場所)。
仕向け地 商品を送り届ける貨物の目的地(荷降しする場所)。
海外輸出の場合、最終的に貨物(商品)が消費または加工される国・地域。
仕向地(国・地域)は、商品のレギュレーションや仕様の代替表現として扱われることもある。
ストックポイント 貨物(商品)の輸送において、一時保管を目的とする倉庫。
海上から陸上輸送に代わる場合など、物流の中継拠点としても機能する。