生産管理・原価管理・販売管理…製造業に特化した基幹業務システムパッケージ。開発・販売・導入コンサルティング・保守サービス
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株式会社ナガノトマト様

生産・販売統合化でMRPによる購買業務の効率化。
きめ細やかな配賦モデルで正確な原価管理を実現。

旧販売管理システムのサーバーOSの更新にあたり、販売管理と生産管理の統合パッケージの導入を検討されたナガノトマト様。フォームデザイナーやクロス照会など、パッケージの自由度からAMMIC/Netシリーズへのバージョンアップを採用いただきました。プロジェクトを支えた中川様と丸山様に、システムリプレースにあたり重要視した点や業務改善ポイントについて伺いました。
株式会社タイカ様
株式会社ナガノトマト 様
業種:食品、飲料の製造・販売
売上:42億円
従業員数:114名
拠点数:国内1拠点  ※2019年7月現在

「おいしさと健康をお届けし、すべての人々と「感動」と「喜び」を分かち合う」を経営理念としトマトジュース、トマトケチャップなどのトマト加工品やなめ茸製品の製造・販売を手掛ける株式会社ナガノトマト。
10年以上の歳月を経て独自ブランドトマト「愛果(まなか)」を生み出し、長野県知事賞、農林水産大臣賞などを数々受賞。ナガノトマトのずっと変わらない価値を提供し続ける。


https://www.naganotomato.jp/

システム導入の背景

販売管理、生産管理、原価管理システムのリプレースに至った経緯についてお聞かせください。
中川様:旧販売管理システムのサーバーOSの更新が必要になり、システムのバージョンアップかリプレースを検討したことがきっかけです。生産管理、原価管理システムはAMMIC/CMシリーズを2003年に導入し、そのOSもかなり古くなっていたため、段階的に刷新していく方針で、新システムの検討を始めました。

システム採用のポイント

システムの選定ではどのような点を重視されたのでしょうか?

中川様:販売管理、生産管理、原価管理の統合パッケージであることを重要視しました。 新規パッケージを採用した場合、マスタや実績データの移行にあたりエンドユーザーの確認が必要になる作業が見込まれますが、AMMIC/CMシリーズからAMMIC/Netシリーズへのバージョンアップになるので、エンドユーザーの移行作業の負担軽減と作業の簡便さが決め手の一つとなりました。
丸山様:人とのつながりも重要視しており、AMMIC/CMシリーズから担当いただき、弊社の業務に精通している方がいるというこれまでの実績も大きかったです。
中川様:提案時のデモを見て、フォームデザイナーによる画面のカスタマイズが可能だったり、AMMIC/Netシリーズはこれまで使っていた販売管理の基本機能を備えていたことです。また、入力画面項目の並び順も現場の業務に合わせた配置にでき、パッケージの自由度が高いと感じました。
今回のバージョンアップにおいて大変だったことを教えていただけますでしょうか。
中川様:旧販売管理システムは20年以上前に導入したものなので、パッケージに業務を合わせるという認識はありました。
アミック担当SE:2003年の旧販売管理システムは他社での導入ということもあり、ナガノトマト様の業務においてキーとなる機能を押さえることが大変でした。今回のシステムリプレースでは、ユーザーテストや並行稼働期間を通常よりも長くとってもらうことで、大きなトラブルもなく稼働することができました。
今回、BIツール「STRA DA」も採用いただきましたがその経緯を伺えますでしょうか。
中川様:もともとBIツールはあったのですが、AMMIC/Netシリーズとのインターフェース部分で旧BIツール側の開発コストがかかることが判明しました。STRA DAはAMMIC/NetシリーズのためのBIツールであったため連携がしやすかったことから採用に至りました。

現場への教育

AMMIC/Netシリーズへのバージョンアップにあたり、システムを利用するユーザーの巻き込みを重視されたと伺いましたが、具体的にはどのように現場への教育を進められましたか?
アミック担当SE:システムを利用するユーザーを巻き込んだ体制を構築し、まず現場のキーマンの方々への機能説明の機会を作っていただきました。キーマンから現場の方々に説明会を実施していただくことでAMMIC/Netシリーズの仕様や機能をナガノトマト様に浸透することができました。
中川様:多くの担当者が使用する入力系の画面を優先して作成することで、担当者によるテストにより実際の使い勝手を重視したことが、スムーズな導入につながったと思います。
丸山様:販売管理システムはフォームデザイナーの機能を使って旧システムの画面レイアウトに合わせていただきました。また、システム立ち上げ時にはずっと現場についていてくれて、オペレーションのフォローもしていただきました。

AMMIC/Netシリーズの導入による業務改善ポイント

MRPによる購買業務の効率化
丸山様:従来はエクセルで購買予定を作成し、その結果を本番システムに発注データとして入力をしていました。 AMMIC/Netシリーズになってからは、発注データが内示オーダーと確定オーダーに分かれて表示されるようになり、またMRPでは洗い替えができるようになりました。エクセルを廃止して、購買予定から注文書の発行までを一つのシステムの中で完結できるようになったことは大きな改善です。
クロス照会の活用
丸山様:これまでは、システムからデータをエクスポートしてエクセルで再加工したりしていましたが、アミックのクロス照会機能を使って画面上で加工したものを見れるようにしていこうと進めています。
月次決算の効率化
中川様:買掛処理では伝票の締めが効率的にできるようになり、その分、月次の伝票処理が早くなりました。
生産管理と販売管理の統合
中川様:以前は生産管理と販売管理が別システムだったため両システムに受払を入力していましたが、統合パッケージにしたことで二重入力がなくなり、入力工数が減りました。
丸山様:二重入力すると物流側ではケース単位でも工場側ではkgだったりして単位換算が発生するが、一元管理されるようになったことで一括して単位が変換されるようになったことは大きなメリットです。また、マスタも二重管理する必要がなくなりました。
きめ細やかな原価モデル
中川様:アミックの原価管理は、配賦管理機能が他社システムと比べて自由度が高いと感じました。社内で設定した配賦基準をシステムで実現できたため、実体に即した原価モデルを実現できました。
アミック担当SE:AMMIC/CM-Cの時も細かい配賦モデルではありましたが、減価償却費を全体に割り当てていたため、課題となっていました。AMMIC/NetCの導入にあたり、減価償却費を本当にかかっているところに配賦できるよう見直しをしました。
中川様:原価管理システムはまだ導入したばかりですが、1ヵ月分の原価計算が数分で終わるなど格段に速くなっていると思います。

アミック製品の導入および保守サービス

2003年にAMMIC/CMシリーズを導入いただいてから、AMMIC/Netシリーズへのバージョンアップ、その後の弊社の導入、保守サービスについてご意見をお願いします。
丸山様:トラブル発生時の対応がスピーディーで、大きな問題になる前につぶしていくことができました。アミックからの提案で、並行稼働を期間を長くとったことも大きかったと思います。
中川様:アミックのパッケージには自由度があると感じています。アミック担当SEは業界知識やコミュニケーションスキルが高く、導入中も導入後も、こちらの要望に対して可能な限り対応いただきました。
アミック担当SE:今後も保守サービスの一環として弊社製品の活用方法などをご紹介していきたいと思います。

IoT化、スマートファクトリー化への一歩

昨今、IoT化やスマートファクトリー化が急速に進んでおりますがナガノトマト様が今後、取り組もうとしていることがあれば教えてください。
アミック担当SE:ナガノトマト様の工程にはデータ収集できるカウンタ等もあり、それらと連携して実績登録ができるようにすることで入力負荷の軽減や入力ミスの軽減につながります。弊社の工程管理システム Lite FactoryはAMMIC/Netシリーズとのインターフェースを用意しており、秤量機と接続やタブレットを使った実績入力などが可能です。
中川様:Lite FactoryのようなIoT化につながる製品も今後ぜひ検討していきたいですね。

品質への取り組み

2018年に食品安全マネジメントシステム FSSC22000を取得されたナガノトマト様の品質への取り組みについてお聞かせください。
丸山様:弊社では商品の質、人の質、仕事の質、組織の質から成り立っている「品質」という言葉を一番大切にしています。 FSSC22000の認証取得の前から、HACCPの工程管理を目指した仕事に取り組んでおり、社内にも浸透しています。トレーサビリティの強化を進めて、「お客様本位」、「品質本位」ですべての人々に信頼され、満足いただける品質管理を追求しています。

今後のアミックへの期待

システムのバージョンアップ後の期待について教えてください。
中川様:会計期の変更があり、原価管理システムのカットオーバーを最優先としました。本稼働してからまだ半年なのでまずは安定稼働を目指しながら、現在、エクセルで管理している部分をシステム管理にするなど、今後も業務改善として取り組んでいきたいと思っています。 これからも業務改善につながるご提案をお願いします。
2019年9月3日 記